HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

中国政府系新聞 闇の臓器売買認める

2012年04月20日

【新唐人日本2012年4月20日付ニュース】4月17日、中国政府系メディア“光明日報”は、“臓器売買を断絶し、利益チェーンを断ち切る”と題した文章を発表。文章は、17歳の少年がiPad欲しさに自分の腎臓を売った事件を取り上げ、臓器売買は人類の価値観に対する侮辱であると報道。また、不法臓器売買をなくすためには、提供者と需要者の間のブラック利益チェーンを断ち切る事が最も重要だと報道。この報道は、間接的に中国の国営病院と闇社会が出所不明の臓器売買を行っていることを認めたことになります。評論家の分析を聞いてみましょう。

評論家 趙培
「まず大紀元サイトのグラフ、中国政府が公表した臓器移植グラフを見ると、中国の臓器移植は2002年から2008年までがピークです。2006年大紀元や新唐人が江沢民系の法輪功学習者からの臓器狩りを暴露した後、中国の臓器移植の数は2007年 突然下がりますが、2009年にはまた2002年のレベルに戻りました。

「光明日報」が報じた民間の臓器売買闇市場も確かに存在します。しかし「光明日報」が取り上げた、いわゆる不法臓器売買はほとんどが2009年以降に発生した事例です。明らかに この闇市場は2009年以前の臓器移植のピークを支えた主要来源ではありません。考えられるのは中共が法輪功学習者からの臓器狩りを停止または減らし、不法業者が膨大な臓器市場の需要を補うため、闇市場が盛んになっただけです。

中共衛生省の黄潔夫副大臣は 3月、死刑囚からの不法臓器移植を認めました。これでも2002年-2008年間の臓器移植ピークを説明できません。しかも 死刑囚の人数も1万以上に上る臓器移植を支えるには足りません。

中共は臓器出所を当初は献体と主張。後に死刑囚に変わり、今は闇市場と言っていますが、法輪功学習者からの罪を隠すためです。最近暴露された資料によると、王立軍は遼寧省錦州公安局長在任中、臓器移植の研究を行い、しかも 数千の現場実験を経たと自負。これは死刑囚の数だけでは説明できません。これも江沢民系の法輪功学習者に対する臓器狩りの罪行を指しています」



www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/19/a689007.html (中国語)


 

トップページへ